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【横取り防止】個体識別機能付き自動給餌器の徹底レビューと使い方のポイント

猫2匹が仲良く食事中
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猫を複数飼っていると、「エサの横取り」問題や「フードの食べ分け」管理に
頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

特に健康管理や療法食が必要な場合、
ちょっとした油断が猫たちの健康リスクに直結してしまいます。

今回は、我が家が悩み抜いた末にたどり着いた「個体識別機能付き自動フェーダー」
について、導入のきっかけや実際に使ってみた感想、他商品との比較までリアルな
体験を紹介していきます。

多頭飼いの悩み「エサの横取り」から解放されたい!

猫を2匹以上飼っていると、「エサの横取り」や「食べ分け」の悩みはつきものです。

特に仕事や外出などで目が届かないタイミングは、「誰がどれを食べたのか分からない」「あとで食べようと残しておいたエサを別の子に食べられてしまった」など、管理の難しに
直面する飼い主さんも多いのではないでしょうか。

我が家も例外ではありませんでした。

A(食欲旺盛なタイプ)B(ちょい食べタイプ)を飼っているのですが、
AがBのエサを食べてしまわないように常に気を配る毎日。

我が家のニャンズ

常に見張ったり、Bが残したお皿を下げてまた食べたそうにすればセットするなど…
正直、毎日のエサが負担になっていました。

「もっと安心して猫たちにご飯をあげられる方法はないものか?」

そんな思いから、色々な給餌器を探していました。

なぜ「個体識別機能」が必要だったのか?

多頭飼育でも、猫たち全員が同じフードで問題ないなら、ここまで
神経質になる必要はないかもしれません。

ただ、我が家では気をつけないといけない事情がありました。

Aは下部尿路疾患を予防するため、どうしても療法食が必須。
一方で、Bは健康状態やコスト面を考え、一般食を与えています。

AがBのエサ(一般食)を食べてしまうと、すぐにお腹がゆるくなったり、
尿路トラブルのリスクが高まるため絶対に食べ分けないといけない
という事情があります。

これまで部屋を分けたり、時間差での餌やり、食事中の見張りやお皿を
一時的に避難させたりいろいろなことをしてきましたが、Aが隙をつくのが
上手くてBのエサを食べてしまう事故は防ぎきれませんでした。

そのため、「個体ごとにエサを自動で管理できる”個体識別機能”付きの
給餌器が解決策になると考えました。

「シェアーフィーダー」は高くて手が出ない⋯

ネットやSNSを調べて見ると、マイクロチップ識別型の
”シュアーフィーダー”が人気のようでよく出てきます。

シェアーフィーダー

猫の体内に埋め込まれたマイクロチップで個体を認識できるため
まさに理想的!と思っていました。

ただ、すでに生産終了&ショッピングサイトでは定価の倍以上…と、
とても現実的な値段ではありませんでした。

これなら現実的!!と思えた給餌器に出会う

それでも諦めきれず定期的にネットで調べていると、「マイクロチップペットフィーダー」を発見しました。

  • 価格も高すぎず現行品で手に入る
  • センサーで個体識別可能(首輪タグ方式)
  • 口コミは悪くなさそう

この3つのポイントに惹かれて、迷わず購入して試してみました。

2つの違いを比べて見よう

【シュアーフィーダー(Surefeed)】

  • 猫の体内マイクロチップ(または専用タグ)で識別
  • すでに生産終了&高額(2025年8月時点でamazonで49,800円、楽天39,800円)

【マイクロチップペットフィーダー】

  • 首輪のタグで猫を識別し、フタを自動開閉(タグは2つ付属)
  • 複数台並べて使うことで複数の猫にも対応可能
  • 現行品で価格も現実的(2025年7月23日楽天で16,800円)

首輪をつけることができる猫であればマイクロチップペットフィーダー
充分だと思います。

比較まとめ

どちらも「個体識別機能があり横取りを防止できる」という点は同じですが、
入手性・コスト面で現状おすすめできるのはマイクロチップペットフィーダーです。

ただ、個体の識別方法に互いがあり、マイクロチップペットフィーダーは
首輪をつけられることが必須条件になります。

首輪が苦手な猫には使うことができないので注意が必要です。

実際に使って感じたメリット・デメリット

  • BのエサをAが横取りできなくなった!
  • Bは自分のペースで必要な量をしっかり食べ切れるようになった
  • 最初はフタの動作音に驚いていたが、2~3日ですぐに慣れる
  • センサーの反応距離がちょうどよく、
    明確に食べようと近づいたときだけフタが開く
  • 商品ページには「密閉」とあるが、
    フタと本体の間に1~2mm程度の隙間がある
  • 標準の餌皿は深くて食べづらそう
  • エサは毎回手動で補充する必要があり「完全自動」給餌器ではない

もっとも重要な横取りが防止できた時点で、目的が達成できたので満足です。

Bは自分のペースで食べることができるようになりました。
そのおかげか吐き戻しの頻度も激減したので吐き戻しが気になる猫にもおすすめです。

実際の運用方法や使い方

各家庭でエサの与え方は異なります。
あげる時間や回数・量に合わせて使い方を工夫する必要があるかもしれません。

我が家のエサ事情も参考程度にお伝えします。

我が家の給餌スタイル

■Aは普通の自動給餌器を使用しており、Bだけマイクロチップペットフィーダーで管理

 A:(食欲旺盛・療法食)→通常の自動給餌器

 B:(ちょい食べ・一般食)→マイクロチップペットフィーダーで横取り防止

Aは1回で完食するため普通の自動給餌器で問題ありません。
そのため、必ず猫の頭数分のマイクロチップペットフィーダーが
必要というわけではありません。

1日の給餌スケジュールと分量

■朝・夕方・夜の3回に分けて給餌しています

A朝:15g夕:15g夜:15g合計:45g
B朝:20g夕:15g夜:15g合計:50g

エサ皿の工夫

マイクロチップペットフィーダーに付属のエサ皿は深くて食べづらそうにしていました。

そこで、底上げ用の台を段ボールで作り、その上に浅い皿を乗せて使っています。
段ボールの下に消しゴムを貼り付けただけの簡易台座ですが充分でした。

このお皿は、あまり量が入らないので、1回の餌が20g以上だと食べている勢いでこぼすことがあるので、与える量が多い場合は別のお皿にしたほうがいいです。

毎日のメンテナンス

付属のエサ皿は取り外して水洗いができるので、清潔に保つことができます。

フタや本体は水洗いはできないので、アルコールシートなどで拭いてあげましょう。

導入~慣れるまで

最初は、「思ったより動作音が大きいな」という印象でした。

Bも音にビビって近づこうともしませんでした。

最初はフタの上にエサ皿を置いて動作させずに食べさせることで給餌器自体に慣れさせ、
徐々に中に皿を入れるようにしていくとだいたい3日で完全に慣れてくれました。

慣れると自分からフタを開けてエサを食べに行くようになりました。

どこから購入できるのか

Amazonでは販売しておらず、楽天市場で購入することができます。

公式サイトなどは見つけられなかったので、今のところ楽天市場一択だと思われます。

各サイトの口コミまとめ

楽天やSNSの口コミ・レビューを見てみました。

【良い口コミ】

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多頭飼いで、個別の餌入れを探していたのでとても満足しています。開閉音も思ったより大きくなくてびびりちゃん猫でも2日で慣れてくれました。

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マイクロチップの設定も出荷時にされていたので、何もしなくても電源を入れるだけでOKで助かりました。

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それぞれ違う療法食を食べている猫2匹のために買いました。タグの認識の正確さ、安定した動作をすることについてはこの商品に勝るものはありません。

【気になる口コミ】

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成猫の方が1粒1粒を外に出して食べるタイプのため、蓋が閉まってしまい、食べるのをやめてしまうことがあります。センサーの反応範囲を広げてもらえると嬉しいです。

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電源ソケットが設計不良なのか電池が固定されないので優先で使っています。

まとめ:猫ごとの「安心」を叶える現実的な選択肢

多頭飼いでフードの種類や食べ方が異なる猫たちの“エサの横取り”は、飼い主にとって長年の悩みのタネ。
シュアーフィーダーは、体内のマイクロチップで識別できるため多くの人にとって理想的ですが、今や価格や入手難易度の壁があり、現実的ではありません。

そんな中でマイクロチップペットフィーダーは、手頃な価格と導入のしやすさ、そして十分な実用性を兼ね備えています。
我が家では1台だけ導入し、横取り防止とエサ管理のストレスが大幅に減りました。
また、使い方や設置場所の工夫で、猫もすぐに慣れ、安心して自分のペースで食事を楽しめています。

「猫ごとにエサを分けたい」「横取りや食べ過ぎを防ぎたい」――そんな悩みがある方は、ぜひマイクロチップペットフィーダーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
きっと、猫たちも飼い主も、より快適な食事タイムを迎えられるでしょう。

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